新人さんに期待されている役割とは

新人さん(特に現場スタッフ)に期待されている役割は何でしょうか?

様々な観点から紹介したいと思います。

意外と新人さんは期待されていない?

結論から言うと、新人さんに期待されている内容はないに等しいです。

①離職しないこと

シビアな話をしますと、従業員を採用することに企業・法人はお金と時間をかけています。

一人離職した場合、独り立ちして動けるまで100-150万円は最低かかるものだと思ってください。

内訳1:募集

まず募集です。

ハローワークは無料ですが、新聞折り込み広告やweb広告の場合、有料のものが多いです。

新聞の折り込み広告だと1回(1か月じゃない)載せるのに5-8万円かかります。

内訳2:派遣

最近だと派遣で紹介をお願いする場合もあります。

相場として雇われる人の年収の30%だと言われています。

ひと昔は50-60万円だといわれていますが、現在はもっと高くなっているようです。

内訳3:トレーニング費用

採用されても、いきなり一人で動くことは難しいです。

コーチ、トレーニング、OJT、社内研修する人のコストが発生します。

新人さんが独り立ちできるまでにはどんなに早くても1か月分はかかるでしょう。

教える人の人件費がかかるものだと思ってください。

さらなる費用

こういうプロセスが一人目で終わればいいのですが・・・。

採用されても数日で辞める人がいっぱいいます(下手したら、1日で辞める人も)。

独り立ちできるまでに2-3人採用してかかったとすれば・・

採用までのコストが、2-3倍かかるものだと覚悟してください。

だから、新人さんが辞めない事って凄く大きな役割です。

だからこそ、入社前に、その法人の現場の体験をすることをお薦めいたします。

採用されて「こんなはずじゃなかった・・・」と辞められるのは、労使お互い不幸です。

現場体験して向いていないと判断してもらった方が、運営する側もいろいろと人員の調整をしないといけないので、余計な時間の無駄が削減されます。

また、スタッフさんに言いたいです。

人が辞めるのはコスト的にはすごいロスなんだよということを知って欲しいのです。

よく、コスト削減だと法人側は言います。

電気代よりも、人が辞めないほうがよっぽどコストが発生しません。

結果、ボーナスも出やすくなります。

くれぐれも他人を辞めさせることはしないで欲しいなと思います。

②業務内容を覚えること

まあ、これは今更ですかね?

「目で覚えろ」的な文化のところもまだまだ多いかなというのが印象です。

気を付けたいことが一つあります。

業務には時間のスパンで分けれれていることが多いことから抜け・漏れが発生しやすいです。

日常業務、週間業務、月間業務、年間業務・・・。

人間ってやれているのに出来ていないことに怒りを覚える傾向があります。

月間業務の漏れ・抜けには教える側は気を付けるようにしましょう。

③法人に違和感を伝えること

今日、新人さんに言いたかったのはコレです。

仕事のやり方の違いを強調してほしいのです。

介護の職場は施設の中で仕事が完結します。

他の施設の情報を知らないままでいることが結構多いです。

そのため、普通の人間は「失敗がないことが成功である」と考えてしまいます。

例えば転倒対策だと、「事故が起きていないから対策はバッチリである」と考えがちです。

人間は過去の成功体験からあえて外すことはできないようになっています。

だからこそ、違うやり方を知っている新人さんが入ることで、もっとより良い現場運営ができればと思うのです

(同時に、この法則を理解するリーダー、管理職の存在が必要なのですが・・・)。

気を付けるべきは、施設の●●のやり方の悪さでやり玉にあげないで欲しいです。

たとえば、「前にいた時(もしくは学校で)は〇〇だったんですけど、ここの施設はなぜ●●のやり方なんですかね~」とやんわりと確認する言い方にとどめておいてください。

繰り返しになりますが、違いを確認する言い方にしてください。

なぜなら仕事のやり方を頭ごなしに否定されると、自分の人格と人生を否定されたと思い込んでしてしまう日本人が、全国で98%いるからです。

それだけ日本人は否定されることになれていません。

あと、リーダーや管理職との面談の時に話すことに当初は限定した方が良いと思います。

新人さんから何か言われること自体が、現場の人にとっては自分のやり方を否定された、面白くないととらえるからです。

余裕がない、時間を割いたのにという親切心、他のやり方を単に知らない、など様々な事情がありますし、言ったことを誤解してネガティブにとらえる方もいます。

くれぐれも話す人には気を付けてください。

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