認知症対策は、個人ファイルに目を向けることにあり

今日は、認知症の対応です。

認知症は一言で言えば、医学的に完治することが難しい脳の疾患です。

そのような認知症に患ってしまった利用者様にどう臨むのか?

こうすれば、絶対に良くなるというものはありません。

だからこそ、いかに症状を出さない工夫するのかが問われると思います。

今日は認知症の過去に関心をもって接することを薦めてみたいと思います。

朝の光景から

ウチの会社は9時から掃除が始まり、9時15分には終わります。

その時間帯に、デイサービスの利用者様が来られます。

なんで、デイサービスを利用されているのかな?という方もいます。

認知症がかなり進んでいる方もいらっしゃいます。

でも、共通して言えることがあります。

私は、デイサービスを利用している段階の今しか見ていません。

これが家族にとっては、利用者様の「過去」も見ていたはずです。

例えば利用者様が男性で、サラリーマンだった方とします。
息子さんにとっては、現役バリバリに働いていた父親・・・。
一緒にキャッチボールをしていた父親の姿を見ていてはずです。

「キャッチボール いらすとや」の画像検索結果

でも、ある日、突然「お前は誰だ?」と言われるんです。
認知症の方の典型的な症状です。他人の記憶がなくなるんです。

息子からしたら耐えられないのです。

認めたくないんです。

一緒に過去の体験と記憶が共有できなくなってしまった事実に耐えられなくなるんです。

だから、余計にこじれるんですよね。
感情的に、利用者様を責めちゃうんです。

ところが、人間って感情の記憶は残ります。
「この人は怒っている」とか「この人は良い人、悪い人」っていうことは理解できます。

ちなみに認知症の方って、今起こっていることがリアルです。

どのように認知症の方は思っているのでしょうか?

眼の前の人が何か自分に対してわめいていると・・・。

「この人は怒っている」としか思ってくれません。

だから、息子さんに対して拒否反応を示してしまうのです。

こういう家庭のイザコザを経て介護サービスを利用し始める方って多いです。
ちなみに、家庭内の虐待判断件数は、年間約17,000件らしいです(施設内は510件)。

平成29年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果

他人の過去を想像できることは可能か?

介護職員さんは、介護を受ける状態になってからの利用者様でしかわかりません。

元気なころの利用者様ってなかなか想像できないんですよね?

弱ってからの状態でしか知りませんから。

だからかもしれません。

そのような状態の人に対して、タメ口は言うとどうなるでしょうか?

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